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避妊の費用負担を誰がする?カップルのリアル

@a28162816

「避妊」――それはカップルにとって、とても大切でありながら、なかなか“お金”の話がしづらいテーマでもあります。

「ピルって高いよね」「コンドーム、いつも彼が買ってくれるけど、それって当然なのかな?」「避妊にかかるお金、どうやって分担したらいいの?」

今回は、そんなモヤモヤを抱えている人たちのリアルな声を集めながら、「避妊の費用負担」について考えてみましょう。


そもそも避妊にどれくらいお金がかかるの?

まずは基本的なところから。避妊とひとくちに言っても、その方法によってかかる費用も、管理の手間も大きく変わってきます。

1. コンドーム(男性用)

  • 価格:1箱(10個入り)で500〜1000円程度
  • 特徴:ドラッグストアやコンビニで手軽に買える。避妊だけでなく性感染症の予防にも有効。
  • 費用負担:男性が買うケースが多いが、女性が常備していることも。

2. 低用量ピル(女性用)

  • 価格:1か月分で2000〜3000円(自費・保険適用外)
  • 特徴:避妊のほか、生理痛やPMSの軽減などにも効果あり。毎日決まった時間に服用が必要。
  • 費用負担:当然ながら女性側になることが多い。

3. IUS(ミレーナ)やIUD(子宮内避妊具)

  • 価格:5年間で5万円〜10万円程度(ミレーナは保険適用される場合あり)
  • 特徴:長期間有効で、避妊効果は高い。装着・取り外しは医師による施術が必要。
  • 費用負担:初期費用が大きく、カップルで相談して分担することも。

これを見るだけでも、女性側が負担している費用の方が圧倒的に高いことがわかります。


みんなはどうしてる?避妊費用のリアルな分担事情

実際にカップルたちはどうやって避妊の費用を分担しているのでしょうか?20〜30代の男女にインタビューしてみました。

ケース1:ピル代を彼氏が全額負担

「ピル代は彼が全部出してくれてます。付き合い始めてから『避妊はふたりの責任だし、金銭的に女性だけに負担がかかるのは不公平』って言ってくれて…ありがたいなと思いました。」(29歳・会社員)

ケース2:ピル代は女性負担、コンドームは男性が購入

「私はPMS対策もあってピルを飲んでるので、自分で払ってます。その代わり、コンドームは彼が買ってくれてます。話し合ったわけじゃないけど、自然とそうなってます。」(26歳・看護師)

ケース3:避妊費用を完全に折半

「ピル代も、婦人科の通院代も、全部レシート見せて半額出してもらってます。最初に『どうする?』って正直に話し合いました。お金のことって言いづらいけど、最初に決めておくとあとが楽ですよ。」(31歳・フリーランス)

ケース4:特に話し合ってない…

「なんとなく、避妊は私の役目って思ってました。彼も特に何も言わないし。でもたまに『私ばっかり…』ってモヤモヤすることはあるかも。」(24歳・学生)


「避妊=女性の責任」って思い込み?

避妊というと、「ピルを飲む」「基礎体温をつける」「産婦人科に通う」など、女性側に負担が偏ることが多いのが現実。でも、避妊は本来「ふたりの責任」であるはず。

にもかかわらず、「避妊は女の子の方が詳しいから」「ピルは体のために飲んでるでしょ?」というような“言い訳”で、費用も負担も女性に押しつけてしまうケースは少なくありません。

男性側の意識改革も必要

男性が避妊の選択肢を知らない、ピルの値段を知らない、というのはよくあること。だからこそ、知ってもらうこと、話すことがすごく大切です。


お金の話、どう切り出す?

「お金の話って、ケチに思われそう…」
「避妊の費用を出してって言うの、なんか恥ずかしい…」

そう感じてしまう人も多いはず。でも、避妊は“二人の未来”に関わる大切なこと。堂々と話し合うべきテーマです。

話し方の例:

  • 「ピルって毎月3000円くらいかかってて…。避妊はお互いのことだし、ちょっと相談したいなって思って」
  • 「今後どういう避妊方法にするか、一緒に考えてみない?」
  • 「〇〇くんと長く付き合っていくなら、お金のこともちゃんと話したいなって思って」

「思いやり」と「現実的な計算」、どちらも大事

避妊費用の分担に“正解”はありません。収入差がある場合は、無理に半々にする必要はないし、ピルを飲んでいること自体が女性の体に負担をかけているという点も考慮すべきです。

たとえば、「ピル代は彼氏が多めに負担」「婦人科の通院費は彼女」「IUDの装着代は二人で折半」など、ケースバイケースでOK。

大事なのは「思いやり」と「納得感」。どちらかが我慢したり、モヤモヤしたりしないように、きちんと話し合って決めることが何よりも大切です。


まとめ:避妊は“ふたりの選択”だから、“ふたりで”負担しよう

避妊にかかるお金って、意外と馬鹿になりません。年間で見れば数万円にもなりますし、それが長年続けば大きな出費です。

でもそれは、未来を守るための投資。パートナーとの信頼を深めるためにも、「避妊=ふたりの責任」という意識を持って、お金のこともオープンに話し合っていきましょう。

避妊の費用負担について話すことは、ちょっと勇気がいるかもしれません。でも、それを乗り越えられる関係なら、きっと他のこともちゃんと向き合っていけるはずです。


最後にひとこと。

「愛があるなら、避妊もお金も、分かち合おう。」

避妊の費用について悩んだときは、この言葉を思い出してみてくださいね。

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