「最近ちょっと…」セックスレスになりやすいタイミングTOP5
こんにちは。この記事では、「最近ちょっと…」と思わずつぶやきたくなるような、セックスレスに陥りやすいタイミングについて、ランキング形式でご紹介します。
恋人や夫婦の関係において「セックス」は、単なる行為以上の意味を持ちます。お互いのつながりや安心感、愛情表現の一つとしてとても大切なもの。しかし、どれだけ愛し合っていても、ふとしたタイミングで“その時間”が減っていくことはよくあります。
本記事では、セックスレスに陥りやすい典型的なタイミングを5つご紹介し、それぞれの背景や乗り越え方についても触れていきます。
第5位:引っ越しや転職など、生活環境の変化
新しい家、新しい職場、新しい環境…人生にはたびたび「環境の変化」が訪れます。一見ワクワクする出来事のように見えて、実はカップルにとって“危険信号”でもあるのです。
なぜセックスレスになりやすいの?
生活リズムが大きく変わったり、新しい人間関係に気を遣ったりすることで、心の余裕がなくなります。「疲れてるから今日はもう寝よう…」が続き、気がつけば一ヶ月、二ヶ月……。
また、引っ越し先でのプライバシーが確保できなかったり(壁が薄い、親と同居、子供の部屋が隣など)、無意識のうちに抑制が働くこともあります。
どう乗り越える?
まずは「今は変化の時期だから」と意識的に理解し合うことが大切。気持ちを共有する時間を意識的に作り、ほんの少しのスキンシップや言葉のやり取りから再構築していきましょう。
第4位:妊娠・出産後
これは多くのカップルにとって避けて通れない大きな転換点です。妊娠・出産という奇跡のような出来事の一方で、夫婦関係がギクシャクする要因にもなり得ます。
なぜセックスレスになりやすいの?
身体の変化やホルモンバランスの乱れ、夜間授乳などでの睡眠不足、育児による精神的なストレス…。特に女性側は「母」としての意識が強くなる時期で、性的なモードになれないことが多いです。
また、男性側も「母になった妻」を女性として見ることに戸惑いを感じたり、気を遣いすぎて距離を取ってしまうことも。
どう乗り越える?
一番大切なのは「パートナーへの理解」。セックスを無理に再開するのではなく、まずは触れ合いの機会を大切にしながら、パートナーの気持ちに寄り添うこと。産後ケアやカウンセリングを活用するのも効果的です。
第3位:子育てが本格化したとき
赤ちゃんだった子が幼児、小学生と成長し、育児が本格化してくるタイミング。夫婦の時間は子供中心のスケジュールに支配されがちです。
なぜセックスレスになりやすいの?
日中は子供の送り迎え、学校行事、習い事…夜になれば宿題やお風呂。子供が寝た後は、ヘトヘトでそんな気分には到底なれない。
さらに、子供が大きくなると夜間も物音に敏感になったり、親の行動にも目を光らせるように。タイミングや場所に配慮する必要があり、気軽な営みが難しくなります。
どう乗り越える?
“夫婦の時間”を意識的に確保することがカギ。定期的な「夫婦だけのデート」や、たまには子供を実家に預けて一泊旅行なども◎。日常の中に小さな「ふたりきりの時間」を取り戻しましょう。
第2位:長年の付き合い・結婚生活
付き合って5年、10年、結婚して20年…愛情が深まる一方で、セックスは少しずつ減少していく。これはほぼすべてのカップルが通る道かもしれません。
なぜセックスレスになりやすいの?
「慣れ」「安心感」が悪い方向に働いてしまうことがあります。お互いを家族のように思う気持ちが強くなり、“ドキドキ感”や“性的魅力”を感じにくくなる。
また、性的なことに関する話題が照れくさくて話しづらくなり、お互いに「もう興味ないのかも」と誤解が生まれることも。
どう乗り越える?
セックス=若さの象徴ではありません。熟年夫婦ならではの信頼関係や安心感があればこそ、より深い性的なつながりが築ける可能性もあります。まずは「話してみる」ことが第一歩。「最近どう思ってる?」「ちょっとドキドキしたいよね」など、照れずに気持ちを共有してみましょう。
第1位:ストレスがピークのとき
そして堂々の第1位は、「ストレス」。仕事、人間関係、金銭面、健康など、どんなに仲良しカップルでも、どちらかが強いストレスを抱えると、セックスは一気に遠のいてしまいます。
なぜセックスレスになりやすいの?
心に余裕がないと、人はスキンシップを避けがちになります。ストレスは自律神経やホルモンバランスにも影響し、性的欲求そのものが低下する原因に。
また、パートナーに気を遣わせたくなくて「大丈夫」と強がってしまうのも、関係性を遠ざける要因になります。
どう乗り越える?
ストレスは「ふたりの問題」として向き合うのが大切。無理にセックスを再開するのではなく、「今日は手をつないで寝よう」「一緒にお風呂入ろう」など、小さな癒やしを共有するところから始めましょう。
おわりに:セックスは“心の会話”
セックスレスになってしまうのは、決して珍しいことではありません。そして、それが即「関係の終わり」を意味するわけでもありません。
大切なのは、「どうして今こうなっているのか?」という背景を一緒に見つめ、少しずつでも気持ちを共有していくこと。セックスとは、身体だけでなく“心の会話”でもあるのです。
「最近ちょっと…」と思ったときこそ、ふたりの関係を見直すチャンス。この記事が、そのきっかけになれたら嬉しいです。