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カップルが「レス」になる前に話し合っておきたいこと

@a28162816

恋人同士や夫婦の間で、いつの間にか訪れる“セックスレス”という問題。仲が悪いわけじゃないし、むしろ一緒にいる時間は楽しい。でも、気づけば夜の営みがなくなっていた……なんてこと、実は少なくありません。

セックスレス自体が悪いということではありません。二人が納得してその形を選んでいるのなら、それも一つの愛のカタチ。でも、多くのカップルが「なんとなくそうなってしまった」「片方は不満を感じているけど、言い出せない」という“すれ違い型レス”に陥っているのが現実です。

そうならないために、まだ心と体の距離が近い今のうちに、しっかり話し合っておくべきことがあります。今回は、レスになる前にカップルで確認しておきたいテーマや話し合いのコツを、親しみやすくお伝えしていきます。


1. セックスについて、どんな価値観を持っている?

「そもそもセックスって、どんな意味があると思う?」

……こんな質問、なかなか日常会話ではしないですよね。でも、意外とこの価値観の違いが、後々大きなズレになります。

たとえば、

  • 愛情表現の一つとして大切にしている人
  • コミュニケーションの延長と考えている人
  • 正直そんなに重視していない人

など、人それぞれ。価値観に優劣はありませんが、二人の間で大きくズレていると、どちらかが我慢する関係になってしまいがちです。

価値観の違いを知っておくだけでも、「自分にとってセックスはこういうもの」と伝えるきっかけになります。


2. 頻度やタイミングについての希望を共有しよう

これは少し踏み込んだ話題ですが、とても大切。

「週に何回が理想?」「夜がいい?朝がいい?」といった具体的な希望も、なんとなく共有しておきましょう。

もちろん毎回その通りにする必要はありません。でも、お互いの理想やリズムを知っておけば、「最近ないけど、相手はどう思ってるんだろう」とモヤモヤすることも減ります。

話すのが恥ずかしい場合は、冗談っぽく聞いたり、雑誌やネットの記事をきっかけにしてみるのもアリです。


3. 忙しさや体調、ストレスとの関係も話しておこう

「最近忙しくて、そんな気分になれない……」

この言葉、言うのも聞くのも難しい。でも、正直な気持ちとしてちゃんと伝え合うことが大切です。

仕事や育児、体調不良、メンタルの不調。セックスをする気力が湧かない理由は人それぞれありますし、それは悪いことではありません。

問題なのは、伝えないこと。

相手は「もう魅力を感じていないのかも」と誤解してしまうかもしれません。だから、「最近ちょっと余裕がなくて、でも嫌いになったわけじゃないよ」と一言伝えるだけでも、関係性はぐっと楽になります。


4. 「義務感」にならないための工夫

セックスが“義務”になってしまうと、苦痛に感じてしまいます。

「しなきゃいけない」「応えなきゃいけない」というプレッシャーが強くなると、どちらかが疲れてしまうことも。

だからこそ、義務感にならない工夫が必要です。

  • スキンシップだけでも十分なときがあると伝える
  • 雰囲気づくりを工夫する(照明や音楽、香りなど)
  • 無理にフルコースを目指さない

といった「心地よさ重視」の関係づくりがポイントです。


5. セックス以外の愛情表現も見直してみよう

「ハグやキス、手をつなぐって、最近してる?」

セックスだけが愛情の証ではありません。普段のスキンシップや言葉のやりとりに、ちゃんと愛が込められていれば、お互いに満たされることもあります。

逆に言えば、こういった“小さな愛情表現”が減っていくと、心の距離も少しずつ離れてしまうことに。

「照れくさいな」と思う気持ちは分かりますが、意識的に愛情を伝え合うことが、レスの予防につながります。


6. 価値観の変化に気づくことも大事

長く一緒にいれば、お互いの考え方や欲求も変化します。

「昔は週に2〜3回してたのに、今は月に1回で満足」 「前は積極的だったのに、最近はちょっと消極的」

こうした変化があるのは自然なこと。でも、その変化に気づかずに「前と違う!なんで?」と責めてしまうと、関係にヒビが入ってしまいます。

変化を受け入れて、今の二人にとって心地よい形を一緒に探す姿勢が大切です。


7. 「話し合うこと」を日常にしよう

ここまで「話し合うことが大切」と何度も言ってきましたが、実はこれが一番難しいことでもあります。

性の話題って、どうしても気まずさや恥ずかしさがつきまといます。でも、それを日常的に話せる関係こそ、レスになりにくい関係です。

  • 真剣すぎないトーンで話す
  • まずは自分から話してみる
  • 相手を否定しない

こういったポイントを意識しながら、少しずつ「話せる空気」をつくっていきましょう。


おわりに:セックスの有無より、大切なこと

セックスレスは、決して“悪”ではありません。

でも、「本当はしたい」「触れ合いたい」「寂しい」と思っているのに、それを言えずに我慢してしまう状況は、二人にとって良いものではありません。

大切なのは、セックスの有無そのものよりも、「お互いにどう思っているか」「どうしたいと思っているか」をちゃんと伝え合える関係でいること。

そのためには、今のうちから「性について話すこと」に慣れておくのが一番の近道です。

恥ずかしがらずに、素直な気持ちを少しずつ言葉にしてみてくださいね。それが、これからの関係をもっと豊かにしてくれるはずです。

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