本音で語る!夫婦がセックスレスになった時の気持ち
こんにちは。今日はちょっとデリケートだけど、大事なテーマ「夫婦のセックスレス」について、本音でお話ししていこうと思います。
結婚して何年か経つと、よく聞くのが「最近、全然してないなあ」っていう話。友達とのランチでも、夜の飲み会でも、こっそり打ち明けられる話題のひとつ。でも、誰も声を大にして言わないし、悩んでる人ほど「私だけ?」って思いがち。
だからこそ、今回は本音全開で、セックスレスになったとき夫婦それぞれがどんな気持ちになるのかを、男女両方の視点で書いていきます。もしかしたら「私もそうだった!」とか「うちと同じだ…」って思える部分があるかもしれません。
セックスレスって、そもそもどれくらいないと「レス」なの?
まず最初に、「セックスレス」ってどの程度から言うんだろう?って話から。実は日本性科学会では「1か月以上性交渉がない状態」をセックスレスと定義しています。
でも実際には、1ヶ月くらい空くのは普通という夫婦も多い。子育て中や仕事が忙しい時期なんて、3ヶ月〜半年くらい「してないけど何も問題感じてない」って人もいるし、逆に2週間空くだけでも「うちはレスだ…」って不安になる人もいる。
要は、「お互いが満足してるかどうか」が重要。どちらか一方が寂しさを感じていたり、求めても拒否される状態が続くと、それは立派なセックスレス問題になります。
セックスレスになった理由…よくあるパターン
じゃあ、なぜセックスレスになってしまうのか?その理由を、男女それぞれの視点で見てみましょう。
【夫側のよくある理由】
- 仕事で疲れてそんな気になれない
- 妻が母親になりすぎて、女として見られない
- 自分が拒否された過去がトラウマに
- 加齢や健康問題で性欲が落ちた
- 誘うのが怖い。断られると傷つくから
【妻側のよくある理由】
- 子育てや家事で疲れ切ってる
- 夫への不満が溜まって気持ちが冷めた
- セックスが気持ちよくない、義務感でしていた
- 体型や年齢に自信がなくなった
- 求められなくなって、もう諦めた
見てわかる通り、理由は本当にさまざま。しかも、ある日突然レスになるわけじゃなくて、少しずつ少しずつ距離ができていって、気づいたら1年経ってた…みたいなことが多いんです。
夫婦がセックスレスになった時、どんな気持ちになるのか
◆夫の本音
「セックスって、ただの行為じゃない。愛されてるって感じたいだけなんだ」
よく男性って“性欲のかたまり”みたいに言われるけど、実は繊細。特に、セックスを拒否された経験って、ものすごく深く心に残ってる人が多い。
「また断られるくらいなら、もう誘わない方がいいや」
「俺って、もう男として見られてないんだな」
そんな風に思い始めると、どんどん誘えなくなっていく。中には、性欲はあっても風俗で処理するようになった…という人もいる。夫婦で向き合えなかった結果、外に逃げるケースは少なくない。
それに、セックスがない=スキンシップもない、ってなると、「触れることすらなくなった」「夫婦なのに、ただの同居人みたい」って寂しさが募っていくんですよね。
◆妻の本音
「もう女として見られてないなら、それはそれでラク。でも本当は、ちょっと悲しい」
一方の妻側。最初は「こっちだって疲れてるし、寝たい」って気持ちで断ることが多い。でも、それが続くと夫が誘ってこなくなる。そうなると、逆に不安になる。
「私ってもう終わった女?」
「他に誰かいるのかな…」
そして、自分の中でも「もう面倒くさいからこのままでいいや」って気持ちと、「このままじゃ夫婦として終わっちゃうんじゃ…」という焦りが入り混じる。
それでも口に出して言えない。「今さらどう切り出せばいいの?」「私が誘うなんて恥ずかしい」――こんな葛藤が渦巻いて、結局何も変わらないまま時間だけが過ぎていく。
セックスレスの末路って…?
よくあるのは、次の3パターン。
- そのまま一生レスのまま。でも表面上は平和な家庭
- どちらかが浮気・不倫に走る
- 爆発して離婚に至る
特に子どもが小さいうちは、表面的には「仲良し家族」。でも内側では、孤独と欲求不満と自己否定感が積み重なっていく。
実際に離婚理由で「セックスレス」は非常に多い。統計上、浮気や金銭トラブルの影に、セックスレスが潜んでいるケースも少なくないんです。
じゃあ、どうすればいいの?
1. 「話す勇気」がすべてのスタート
恥ずかしくても、怖くても、やっぱり大事なのは「話すこと」。
「最近、ちょっと寂しいなって思ってて」
「どうしたら、またいい関係に戻れるかな?」
責めずに、ただ自分の気持ちを伝える。相手を変えようとするんじゃなくて、「私はこう感じてるよ」とシンプルに言うだけで、案外ふたりの距離が縮まることもある。
2. スキンシップを増やす
いきなりセックスじゃなくていい。手をつなぐ、肩を揉む、ハグする、キスする――そういう小さなスキンシップから始めてみる。
セックスレスの夫婦は、スキンシップも同時に消えているケースが多い。でも、触れ合うって「安心」や「信頼」につながる大事な行為。恥ずかしがらずに、少しずつ始めてみて。
3. 無理に解決しようとしない
「レスを解消しなきゃ」って義務感を持つと、逆にしんどくなります。大事なのは、「お互いがどうしたいのか」を話し合うこと。
もしかしたら、性的な行為以外で満たされる形もあるかもしれない。夫婦の形は一つじゃない。大事なのは、どちらかが我慢し続ける状態を続けないことです。
おわりに
夫婦のセックスって、誰にも相談しづらい問題。でも、「自分だけじゃない」「みんな、何かしら悩んでる」って知るだけでも、少し心が軽くなるもの。
長い結婚生活には山も谷もあります。子どもがいてもいなくても、仕事が忙しくても、年齢を重ねても、「ふたりの関係」を大事にしていくことで、また近づける瞬間はやってきます。
一番大切なのは、「本音を言える関係」でいること。セックスレスは恥ずかしいことじゃない。放っておくことこそ、もったいない。
今、ちょっとでも「話してみようかな」「もう一度、触れてみようかな」って思えたら――それが、再スタートの一歩です。