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男性と女性の違い セックスレスの感じ方はこんなに違う!

@a28162816

「最近、夫婦のスキンシップが減ったなあ」「パートナーに求められなくなった気がする」──そんなふうに感じたことはありませんか?

結婚してから数年、あるいは長く付き合ったカップルの間で、避けては通れない問題のひとつが“セックスレス”。
実はこの「セックスがない状態」について、男性と女性では感じ方や受け止め方に大きな違いがあるのをご存じでしょうか?

この記事では、そんなセックスレスに対する男女の心理的な違いや、なぜすれ違いが生まれるのか、そしてその解消のためにできることまで、優しく・深く掘り下げてご紹介します。


セックスレスとは? まずは定義を確認

まず、「セックスレス」という言葉の定義について確認しておきましょう。

日本性科学会では、**「1カ月以上性行為がないこと」**をセックスレスと定義しています。
ただし、これはあくまで目安であって、頻度や満足度はカップルごとに異なります。

例えば…

  • 3カ月に1回でもお互い満足していれば「レス」とは感じない人もいれば
  • 週に1回でも「物足りない」と思う人もいる

つまり大切なのは、「どれくらいしているか」ではなく、片方または双方が不満を感じているかどうかということ。


男性のセックスレスに対する感じ方:承認欲求とプライド

多くの男性にとって、セックスには「自己肯定感」や「男としての自信」が深く結びついています。

「求められない=男としてダメ?」という不安

「妻(パートナー)に誘っても断られる」「誘われることがない」
そんな状況が続くと、男性はこんなふうに感じることがあります。

  • 自分は魅力がないのでは?
  • もう男として見られていない?
  • 他に男がいるのでは?

このように、セックスを通じて「愛されている」「必要とされている」と感じたい気持ちが強いのです。
逆にセックスがないと、自己否定のループに陥ってしまうことも。

性欲は“スイッチ式”

男性の性欲は、基本的に「スイッチ式」といわれます。

つまり、視覚や妄想、ストレスなどの要因で突然“ムラムラ”して、すぐにスイッチが入る。
この衝動的な性欲が、パートナーとのスキンシップのきっかけになっている場合も多いのです。

そのため、拒否されることへのダメージが大きい。一度や二度断られると、それを「嫌われた」「拒絶された」と深刻に受け止めてしまうことも。


女性のセックスレスに対する感じ方:心と体のバランス

一方で、女性はセックスに対して「心のつながり」や「安心感」を求める傾向が強いとされています。

「セックス=愛情確認」という感覚

女性にとってセックスは、単なる行為ではなく「心のつながりの確認」。
「好きと言われるより、抱きしめられたい」という感覚があるのです。

しかし…

  • 仕事や育児でヘトヘト
  • 夫が無関心だったのに、急に求めてきた
  • 前戯もなく、ただ体目的に感じる

こんな状況では「心が追いつかない」と感じてしまうのも無理はありません。

つまり、気持ちが満たされていないと体も開けないという女性の心理が、セックスレスの原因にもつながっているのです。

性欲は“エンジン式”

女性の性欲は、「エンジン式」といわれます。

ゆっくり時間をかけて気持ちが高まり、信頼感や安心感がエンジンのように温まって初めて性欲が生まれるのです。
そのため、「ただ誘われても、その気になれない」という状況がよくあります。


すれ違いが生まれるワケ:性欲と愛情の表現方法の違い

ここで、男女の間でセックスレスの捉え方がどうズレてしまうのか、図にしてみましょう。

男性の傾向女性の傾向
セックスを通じて愛を確認したい愛を感じたうえでセックスしたい
拒否されると「男として否定された」と感じる体だけ求められると「愛されていない」と感じる
セックスはストレス発散・リフレッシュセックスは“心の満足”が前提

つまり、お互いに「求める順番」が違うのです。

男性は「愛が欲しい → セックスしたい」
女性は「愛されていると感じたい → それならセックスもOK」

このズレが、すれ違いやセックスレスを引き起こしてしまうのです。


実際の声:「こんなふうに感じてたんだ…」

実際に、30~50代のカップルに話を聞くと、こんな本音が聞こえてきます。

40代男性(結婚15年目)

「もう10年近くレスです。妻に求めても断られるから、怖くて何も言えなくなりました。
でもやっぱり、俺って必要ないのかな…って思ってしまいます。」

30代女性(結婚8年目・子育て中)

「夜、急に触られるとイラっとします。日常の会話もないのに、そういう時だけ?って思ってしまうんですよね。
子どもの世話でいっぱいいっぱいだし、心が追いつきません。」

このように、どちらかだけが悪いわけではないのが現実。
ただ、お互いの感じ方の違いを理解しないまま、無言のまま時が過ぎると、取り返しがつかないことになりかねません。


セックスレスを解消するためのヒント

では、そんなすれ違いをどう乗り越えていけばいいのでしょうか?

ここでは、実践できるヒントを紹介します。

1. 「性」について言葉にする

恥ずかしくても、まずはセックスに対する考えを話し合うこと。

  • どんな時に誘われたら嬉しい?
  • どういうふうにスキンシップしたい?
  • 何が不満?何が心地いい?

これだけでお互いの誤解が一気にほどけることもあります。

2. セックス以外の“愛情表現”を増やす

  • 「ありがとう」「今日もお疲れさま」と声をかける
  • 手をつなぐ、ハグする
  • 簡単なスキンシップを意識的に取り入れる

こうした積み重ねが、心の距離を縮める潤滑油になります。

3. “義務”ではなく“楽しみ”にする工夫

  • 子どもが寝た後のゆっくりした時間に、お酒を飲みながら会話する
  • セクシャルな雰囲気を無理に出さず、「今日は手をつないで寝よう」だけでもOK

「しなきゃ」「応えなきゃ」ではなく、「また触れたいな」と思える空気をつくるのが大事。


最後に:セックスは“夫婦の会話”のひとつ

セックスレスという言葉にすると、重たく聞こえるかもしれません。

でも、本質は「心のすれ違い」。

性の悩みは、恥ずかしさや遠慮から、つい黙ってしまいがちですが、話すことからしか始まりません。
男女で感じ方に違いがあるからこそ、「相手がどう感じているか」を知ることが、一番の解決の近道になります。

セックスは、「体を使った会話」。
あなたとパートナーの心が、また近づくきっかけになりますように。


もしこの記事が少しでもあなたの心に触れたら、今日、パートナーに「いつもありがとう」と言ってみてくださいね。
それが、セックスレスのトンネルから抜け出す第一歩になるかもしれません。

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